【認められないのは普通のこと。気にする必要はありません】
発明した初期段階で、その発明のすごさが認められることは殆どありません。
特に身近な人の場合はほぼ絶対的に・・・認めてくれません。
なんででしょうね?
たいてい、
「そんな奇異な発想は捨てて、まっとうな発想をしなさい」
と諭されるのです。
つまり、ありきたりでつまらない誰もが行っている発想をしない、と誘導されるのです。
身近な人はあなたが好きです。
あなたにはずっと変わらないで居て欲しい。
すごいことをして遠くに行って欲しくない。
遠くに行かれるのは不安だ。ずっと同じ仲間で居て欲しい。
さらには、あなただけ注目を浴びたり、人気者になったり、お金持ちになったりするのは悔しい。
今のうちにやる気を削いでおこう。
こんな気持ちが無意識のうちに働くのです。
簡単に言えば「仲間意識」です。抜け駆けは許されません。
「生みの親は子供の才能を認めたがらない」
「預言者が救われないのは、自分の故郷、親族、家族の間だけである」
これは歴史的にも世界的にも普遍の法則です。
それに逆らって憤るのは無意味です。
当初理解されなかった発明家の話はたくさんありますよね。
もちろん、ちょっと反響を見るために人に話してみるのは良いですが、夢にも
「すごいね」とかほめ言葉を期待しないことです。
発明は、最初は理解されないものだと割り切りましょう。
人に話すのは、モチベーションを下げるので良くありません。
さらに、新規性を失ってしまったら特許を取得できなくなります。
たった1人に対してであっても、守秘義務を負わない人に話すと、新規性を失い、特許は無効となります。
誰かに話すのは、特許出願してからにしましょう。
いつかきっとあなたの発明の良さが認められる日がきます。
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