面白い特許:これを使えばパズルも楽勝!?
特許第6104449号「候補数字特定補助具」
<特許公報の図1>
<特許公報の図2>
これを使えばパズルも楽勝!?
<ざっくり解説>
この発明は、数字パズルのための候補数字特定補助具に関するものであり、簡単な操作で各マスに入る可能性のある候補数字を特定できる補助具です。
この候補数字特定補助具は、
候補数字特定補助具の外郭を構成する枠体と、
前記枠体に設けられた所定領域に所定の間隔を空けて略並行に設置された複数のレールと、
前記レール上に1 つずつ設置され、ユーザ操作により該レール上を摺動する数字ピースと、
を備える、というものです。
では、この特許の図面を参照しながら、もうすこし具体的な態様を見ていきましょう。
図1は、本実施形態に係る候補数字特定補助具100の全体構成の一例を示した斜視図であり、図2は、候補数字特定補助具100の使用状態の一例を示した図です。
ナンバープレースは、たとえば、縦横各々3×3に並んだボックス内に配置されている縦横各々3×3のマスに対し、1~9の数字を1度ずつ使って空いているマスを埋めるものですが、図面の候補数字特定補助具100は、ナンバープレースの各マスに入る候補数字の特定に用いるために使用します。
図15は、ナンバープレースの盤面200を示した図です。ナンバープレースの盤面200は、縦3列、横3行の計9ブロックを有しており、各ブロックは、縦3列、横3行の計9マスを有しています。
ナンバープレースのルールは以下の通りです。
1.どの縦一列にも1~9の数字が1つずつ入る。
2.どの横一行にも1~9の数字が1つずつ入る。
3.どのブロックの各マスにも1~9の数字が1つずつ入る。
ユーザは、このルールに従って、空いている各マスに1~9のいずれか1つの数字を入れて、全てのマスを埋めることで盤面を完成させます。ナンバープレースでは、通常、幾つかのヒント数字が予め記されており、ユーザは、ヒント数字を頼りに、各マスに入る可能性のある候補数字を推定し、盤面を埋めていく。この候補数字を特定する際に、候補数字特定補助具100を活用します。
図16は、使用開始時における数字ピース30およびロックカバー50の位置を示した候補数字特定補助具100の簡略図です。ユーザは、ナンバープレースを始める際に、全ての数字ピース30を確定枠領域24に配置し、ロックカバー50をロックカバー退避領域12に配置します。候補数字特定補助具100の詳しい使用例はここでは割愛しますので、詳細を知りたい方は本発明の特許明細書をご参照ください。
ユーザは、ナンバープレースの盤面に最初から記されているヒント数字をもとに各マスに入る候補数字を推定しますが、ユーザは、ヒント数字などを考慮して候補数字を特定しないといけませんが、そのためには、各マスに入る候補数字を記憶したり、候補数字に誤りや漏れがないようチェックしながら、埋めていかなければなりませんが、なかなか難しいこともありますね。
この発明の補助具を使えば、簡単な操作で各マスに入る可能性のある候補数字を特定することができますね。
この発明についてもっと詳しいことが知りたい方は、この特許公報を参照してみてください。
記事007:JPB6104449
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