面白い特許:これでワンコやニャンコの歯磨きもラクチン

特許第6121291号「ペット用歯ブラシ」
<特許公報の図1>

<特許公報の図2>


<特許公報の図3>

<特許公報の図4>


これでワンコやニャンコの歯磨きもラクチン

<ざっくり解説>

 この発明は、ペット用歯ブラシに関するものであり、
 第1部材11と、第2部材12と、紐20とによって構成されており、第1部材11と第2部材12は、紐20で連結されています。

 そして、この発明のポイントとなる構成としては、
 内部に餌又は臭いを発する餌部材を収納する餌収納部位21と、この餌収納部位21の外周側においてペットが噛むための歯垢除去部22とを備えるものとなり、
 餌収納部位21は、ブラシ14が形成された少なくとも2部品を有し、この2部品のうちのブラシ14側が接触するように連結することによって形成され、餌部材30をブラシ14同士によって挟持固定する、というものです(図1~図4参照)。

 このペット用歯ブラシは、飼い主の手間を軽減すると共に、餌部材が取り出されてしまう可能性を低減することができるというものです。

 これまでのペット用歯ブラシについては、飼い主の手に装着してペットの歯をブラッシングするものなどがありますが、こういったものは、飼い主自らがブラッシングしなければいけないとった手間があったとのことです。

 あるいは、ペットの気を引くために、ドーナツ形状の中空リングの中空部分にペットが好きな餌やにおいを発する餌部材を投入することができる歯ブラシなどもあるそうです。しかし、こういった歯ブラシも、ペットが噛んだりすることで、餌部材が飛び出てしまうといった不具合もあるそうです。

 その点、本発明のペット用歯ブラシは、ブラシ同士によって挟持固定するため、こういった不具合もないというメリットもありますね。

 今は、空前のペットブームです。この発明のように、ユーザーの視点から開発・発明されたものは、まさにかゆいところに手が届く商品として、ペット愛好家に大ウケするかもしれませんね

 この発明についてもっと詳しいことが知りたい方は、この特許公報を参照してみてください。
記事108:JPB_0006121291

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