個人発明で商品化なんてできるんでしょうか?

質問:個人発明で商品化なんてできるんでしょうか?
答え:そうですね~。商品化できるかどうかは、あなた次第です。
ちなみに私は個人の発明を商品化して売れているケースをいろいろ知っています。

商品化はどうすれば良いのでしょうか?
手作りで商品が作成できるのであれば、自分で作ってネットで売るという手もあります。
試作品が必要なら、今の時代、試作品を作ってくれるところを探すのは簡単です。
費用はもちろんかかります。

商品化は、積極性が一番重要です。

お金を払って貰えるだけの物を作るのは、そう簡単ではありません。
コツコツめげずに進めるしかありません。

自分で商品を作るのでないなら、企業に作って貰うしかありません。
企業に売り込みたいなら、コツコツアプローチする他はありません。
良いアイデアなら、買いたいと思う企業は、必ずあるでしょう。

ただ、ここで、「良いアイデア」というのは、あなたの思い込みだけではだめです。
市場での価値が高いことが必要です。
作って売って、利益が出ることが重要です。
原価が高すぎてはだめです。

いくら特許がとれても、その商品を作るのに莫大な費用がかかるものや、利益率が低いものは商売になりません。、
作るのが安くて簡単で、しかも需要がたくさん見込める、そういう商品が「良い商品」です。

商売をしたことが無い人は、「良い物であれば簡単に売れる」と勘違いしてしまいます。

ビジネスにおいて、「売る」ということは、簡単なことではありません。
もしかすると、最も難しいことかも知れません。
展示会や見本市に行ってみてください。
「これは、いいな」と思うものがたくさんあります。
でも、それほど売れていません。
もう何年も前からお店に並んでいるけれど、ほとんど知られていない商品はたくさんあるのです。

発明を商品化したい人は、商品を「売る」とはどういうことなのか勉強した方がよいでしょう。
商品のプロモーションやマーケティングの方法の本を読んでみましょう。

商品化は、自分でやるのが最も早道。

商品化も事業化もしていないのに、発明の特許権だけを売ろうとする人がいます。
しかし、そのような特許権を売るのは、現実的に、とても難しいことです。
企業はなるべくリスクを抑えて利益を追求します。儲かるかも分からない特許権を、わざわざ高値で買おうとしません。

したがって、場合によっては、(というか殆どの場合)、個人発明の商品化は、自分でやる方が早いです。

自分でやると、良いことがあります。
商品化の過程で、問題点がたくさん見えてきます。
自分で真剣に商品化に向き合うことで、商品化の際の問題点が見えてくるのです。
そこでまた良いアイデアが浮かびます。もっと良い商品になっていきます。
そして、商品化して、アマゾンや楽天で売ってみて、その商品の可能性を見てみるとよいでしょう。

手作り感満載の発明品を紹介するサイトは要注意です

ところで、個人の発明品を紹介しているサイトがあります。
「こういう発明もあるんだね」と参考になるものが無いわけではありませんが、ほとんどの商品は魅力的な感じがしません。
個人の発明の商品というと、はっきり言って「ダサい」感じの商品で多いです。
そう思いませんか?

「手作り感」が満載の商品。
「見栄え」がダサいです。

 町の発明おじさんの「珍発明」のような感じです。

そんな発明と、あなたの発明が、一緒にリストアップされたらどう思いますか?

あなたの発明が、なんだか大したことのない発明のように見えてしまうと思います。

あなたの発明が、他人のアイデアグッズと一緒に一覧にされると、あなたの発明の「良さ」が埋没する恐れがあります。

「いやいや、どんなサイトだろうが、掲載されればそれでいいんだ」と言うのなら構いませんが、
「本物の良い商品」として掲載されたいなら、掲載する場所を選ぶべきです。

あなたの発明は、安く売らないほうがいいですよ。

あなたの発明を高く売るためには、ブランド力を持たせることが需要です。
安売りな市場に出す必要はありません。

商品化は、一人で進めるのが基本。

商品化は、一人で行う作業です。
誰かに助けを求めたくなりますが、主導権はあなたです。

発明は、一人で行うものです。
そうでなければいつまでたっても、「日曜発明クラブ」や「趣味の発明」の域を出ません。
発明は基本的に、他人と集まってやることではないと思います。
他人と集まって、試行錯誤することは、楽しいことではあります。
しかし、「知財権」の観点からいうと、問題があります。
いったい誰が発明者であり、権利者となるのかが、曖昧になり、トラブルの元になります。

自分のアイデアを誰かに話すと、必ず、「じゃあ、さらにこうしたら良いよ」とアドバイスをくれるでしょう。
そうしたら、その発明の権利は、誰のもの?

関わった全ての人が「発明者」となり「権利者」にしてしまうと、後々、大変なトラブルになるでしょう。

商品化もそうです。人に頼らずに自力でやる、という意気込みが重要だと思います。

ちなみに、このサイトは「趣味の発明」の類を応援するサイトではありません。
「ビジネスにつなげたい」と、本気で考える「孤高の個人発明家」を応援するサイトです。

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