面白い特許「こんなものでも!鉄道路線の駅表示方法!」

特許第6253828号「鉄道路線駅表示方法、およびバス路線停留所表示方法」

<特許公報の図1>

<ざっくり解説>
 この発明は、例えば鉄道路線において、列車が駅のホームに到着した際、あるいは、駅を通過する際に、乗客がその駅がいずれの駅であるかを車両内から容易にかつ直ちに識別することを可能にする鉄道路線駅表示方法です。また、バス路線においても同様な効果が得られるバス路線停留所表示方法に関するものです。
 例えば、鉄道路線駅の表示方法の場合、1つの鉄道路線において、路線の各駅の駅舎の車両内から見える箇所に、その駅が路線のどの駅かを示す駅表示物として、路線の駅配列順に従って虹の色並び順である赤、橙、黄、緑、青、藍、紫の順に、若しくは赤、橙、黄、緑、青、紫の順に、若しくは赤、黄、緑、青、紫の順に、かつその色並び順を繰り返す態様で、それぞれ着色した駅表示物を設けるといった方法です。

 図1は、虹の七色の色並び順で配列した一例ですが、起点のA1駅を赤色、B1駅を橙色、C1駅を黄色、D1駅を緑色、E1駅を青色、F1駅を藍色、G1駅を紫色とし、以上の7つの駅が色分けの最初のサイクルとなっています。そして順次再び7色のサイクルで回るといった要領です。
ここでは具体的な路線の一例として京浜東北線の駅名で例示しているようですね。

 こういった表示に関するアイデア的なものも特許になるというのは面白いですね。

 この発明についてもっと詳しいことが知りたい方は、この特許公報を参照してみてください。
記事070:JPB_0006253828

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