面白い特許：「折り畳み式歯ブラシ」

特許第6186552号「折り畳み式歯ブラシ」

＜特許公報の図１＞

＜特許公報の図２＞

＜ざっくり解説＞
　この発明は、折り畳み式歯ブラシについて、特に、部品の点数が少なく構造が簡単であり、しかも衛生的で片手操作が可能な折り畳み式歯ブラシに関するものです。
　具体的には、この発明の折り畳み式歯ブラシ１０は、
①ブラシ１を取付可能な取付部２を先端に有する第１の柄（先端側柄）３と、
②歯磨剤チューブ４の末端側を長手方向に取付可能なソケット型の取付部５を末端に有し把持部となる第２の柄（末端側柄）６とを備え、
③第１の柄３の末端と第２の柄６の先端を折り畳み可能に連結し、
④折り畳んだ状態で、歯磨剤チューブ４の先端が、ブラシ１と対向する位置又はブラシ１の末端付近に配置されるものです。
　この歯ブラシには以下のようなメリットがあるようです。
①第１の柄及び第２の柄だけの構造であるので、部品の点数が少なく構造が簡単であり、製造コストを抑えることができる。
②歯磨剤がなくなった場合は、歯磨剤チューブを第２の柄から取り外し、新しい歯磨剤チューブを第２の柄に取り付ければよいので、歯磨剤を補充する手間を低減できる。
③歯磨剤がなくなった場合は、歯磨剤チューブごと交換することができるので、タンク構造に比して不衛生になりにくい。
④第１の柄を親指以外の４指で支えながら歯磨剤チューブを親指で押せば、歯磨剤をブラシに付けることができるので、片手操作が可能となる。
　この発明についてもっと詳しいことが知りたい方は、この特許公報を参照してみてください。

記事085：JPB_0006186552
～特許発明も、まずは小さなアイデアから～

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