面白い特許:これでいろんなことが一挙に解決!?

「スペースフリー、緑のアート、シート植栽容器ユニット」

特許第6518861号「シート植栽容器ユニット及びその製造方法」

<特許公報の図1>

これでいろんなことが一挙に解決!?

Aさん: 「部屋の中にもっと緑を取り入れたいんだけど、スペースが限られていて難しいんだよね…」

 

Bさん: 「それなら、新しいシート植栽容器ユニットがピッタリだよ。これはスペースを取らずに植物の育成と装飾が楽しめるものなんだ。」

 

Aさん: 「ほんとうに?どういうこと?」

 

Bさん: 「これは、シート状の素材を支持材に固定し、その間に植物を配置するんだ。配置領域と位置は自由に調整できて、独自のレイアウトを作ることができるよ。」

 

Aさん: 「それってつまり、我が家の壁だってガーデン化できるってこと?」

 

Bさん: 「その通り。しかも、この植栽容器ユニットは、屋内外問わず使うことができて、移動や設置も簡単なんだ。育苗や園芸の作業負担も軽減して、効率化を図れるし、省スペース化にもつながるから、君の問題は一気に解決させることができるよ。」

 

Aさん: 「わあ、それなら試してみる価値があるね。ありがとう!」

 

 

<ざっくり解説>

この発明は、シート植栽容器ユニットに関するものです。

主としてスペースを取らない植物の育成及び緑化に資するものであり、配置領域と配置位置を自由に調整することによって、沢山の植物を用い、これらの配置を自由にレイアウトすることで斬新な装飾が可能であり、且つ、美的緑化の促進や作業効率向上に資する、装飾自在な植栽容器具です。

このシート植栽容器ユニットの製造方法は、
多目的収納用ユニット(1)の収納物が、植物の収納物(S2)である植栽容器ユニットを製造する方法であって、
可とう性を有する略シート状の素材から成る1以上の構成シート(10)を、支持材(102)であるポールパーテーションを構成する支柱、または柵の並んだ支柱に橋架して前記並んだ支持材(102)間に前記構成シート(10)が対面するように設け、
前記橋架されて対面した前記構成シート(10)に挟まれた空間を中空収納部(11)とし、
前記支持材(102)は、前記構成シート(10)を保持する機能を有し、
前記構成シート(10)が橋架して設けられた前記対面した構成シート(10)と構成シート(10)の下部には、前記並んだ支持材(102)の間に橋架して設けて前記向かい合った構成シート(10)の間と合わせて前記中空収納部(11)を形成する底部を構成する支持底部(21)、または、前記支持底部(21)であって、前記支持材(102)または構成シート(10)に対して、着脱可能、または移動可能である底部、または、前記構成シート(10)の下部に前記構成シート(10)と一体に設けられた底部、または、前記2枚の向かい合った構成シート(10)を互いに係止することによって中空収納部(11)の底部を形成させることを特徴とする、
というものです。

多目的収納用ユニット1は、植栽容器ユニットであり、構成シート10が、開口する開口部19に植物を植栽するバリエーションを自由にするため、構成シート10を支持材102に巻くこと、あるいは係止することにより支持材102と構成シート10または、構成シート10と構成シート10の間に、形成される中空領域を形成し、そのサイズと場所の自由度の高い収納領域を設けることが可能で、狭いスペースを有効に活用できますね。

ユニットがこのような構成をとることから、屋内、屋外を問わず、比較的狭い設置領域においても多種多様な植物を同時に栽培でき、潅水容易で一時的な移動や設置も可能であり、育苗や園芸における作業負担の軽減や作業の効率化を図ることができます。

大掛かりな植栽をする場合や狭いスペースで植栽をしなければならない場合には、省スペース化も大きな効果になりますね!

この発明についてもっと詳しいことが知りたい方は、この特許公報を参照してみてください。

記事030:JPB6518861
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