面白い特許：美しいガラス工芸品で特許を取る！

特許第5818177号「ガラス製品の製造方法」
＜特許公報の図５＞

＜特許公報の図６＞

＜ざっくり解説＞
　この発明は、工芸品、日常生活用品、建材等に用いられるガラス製品において、焼成時に
焼失する物体の外観や表面のテクスチャーをガラスに転写することによって得られる、美
的効果に優れたガラス製品の製造方法に関するものです。

　この発明は、焼成時に焼失する物体の表面に、金属粘土と溶媒とを混合してなる金属ペーストを塗布または散布し、その上部に固形のガラスを配した状態で焼成する、対象物の形状を凹状に転写せしめたガラス製品の製造方法です。この製造方法は、特に、昆虫や木の葉などの自然物が持つ繊細な形状であっても、その微細な形状や凹凸まで忠実に再現できる技術のようです（図５、図６等参照）。

　この発明についてもっと詳しいことが知りたい方は、この特許公報を参照してみてください。

記事案090：JPB_0005818177
～特許発明も、まずは小さなアイデアから～

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