面白い特許：斬新なポール！

特許第6547099号「掃除器付　交通安全確認ポール」
＜特許公報の図１＞

斬新なポール！

＜ざっくり解説＞

　この発明は、、路上のセンターラインに設置される掃除器付「交通安全確認ポール」に関するものです。

　この請求項１は、
「オイル入り軸受スポット内で回転するストレート回転針部に支持され、風力回転することによりセンターポール体を掃除する掃除器と雨天時に雨水口から雨水が流入し、洗剤を含んだ雨水が出口から流出することでセンターポール体を洗浄する洗剤容器と、を有する路面のセンターライン上に固定設置される掃除器付センターポール体」
です。

　この掃除機付きセンターポール体は、
１　掃除器の構成、
２　ソーラーシステムの構成、
３　矢印シールの構成、
４　色彩性、
等が具備総合されて成る掃除器付（螺旋形掃除器付）「交通安全認識ポール」であり、これまでの欠点が完全に克服され、今までの交通業界には存在しなかった、安全走行の種々の有益効果がびっくりするほどに期待される、ものだそうです。

　さっそく図１を見てみましょう。

　交通安全確認ポール８は、各種道路上に固定設置され、エアーポケット２、１４が走行風力や自然風力を受けて、左回転します。

　また、両エアーポケット２、１４の風力受け部の向きを、図面の取付け位置と前後真逆に構成することで、右回転させるようにしてもよいそうです。

　そして、回転掃除器アルミアングル体９の凹部表面に施された色彩反射テープと回転掃除器アルミアングル体９の凸部裏面に施された色彩反射テープは、自然風若しくは車両走行風を受けて上方から見て左回転掃除します。

　この時のアルミ体左右の色彩反射テープの交互左右の際立つ回転をドライバーへ確認させ安全走行に貢献するという効果もあるようです。

　交通安全確認ポール８の側面に位置する左右の回転ブラシ１０は、風力を受けることで、塵埃を回転掃除して、反射テープ１１や矢印シール１６を奇麗に目立たせてドライバーへの交通安全を促します。

　また、回転バー４上のソーラーシステム１は太陽光を蓄電し、夜間でも走行時の安全性を確保することを可能とし、貫通口６を通ったストレート回転針５のオイル入り軸受けスポット内で耐摩耗性と回転性を高めた上で回転することができます。

　あるいはまた、雨降り時には、雨水口７の濾しアミで奇麗にされた雨水がウォーター洗剤容器３に溜められ雨水洗剤出口１２から洗剤水に変わり、回転ブラシ１０が、本体ポール体外周面の上中下に位置する反射テープ１１の白色反射部と中央紅色反射帯を回転洗滌し回転美観を浮彫にしてから認識させドライバーへの走行安全を貢献します。そして、雨水のない晴天時にも交通安全確認ポール８の外周面の回転掃除が可能です。

　また、路面状況を告知して安全走行を確保する目的のもと交通安全確認ポール８上に矢印シール１６の緩い右カーブありを指示しています。

　常日頃、道路上のポールなどになかなか注意を向ける機会がないかもしれませんが、こういった工夫の積み重ねが交通事故の撲滅に役立つのかもしれませんね。

　この発明についてもっと詳しいことが知りたい方は、この特許公報を参照してみてください。

記事023：JPB6547099

～特許発明も、まずは小さなアイデアから～

Follow me!