面白い特許「こんな『しおり』があれば読書が楽しくなるかも?」
特許第6230884号「しおりおよび書籍システム並びに広告システム」
<特許公報の図1>
<特許公報の図4>
面白い特許「こんな『しおり』があれば読書が楽しくなるかも?」
<ざっくり解説>
この発明は、しおりおよび書籍システム並びに広告システムに関するものであり、そのうちのしおりについては、簡単に書籍に対して位置合わせされることができ、亀裂の発生を防止することができるというものです。
このしおり11は、
①一平面内で広がって、一平面内で第1直線17に接する一短辺16、および、一平面内で第1直線17に直交する第2直線13に接する一長辺15aを規定する一葉の薄板本体12と、
②薄板本体12の一短辺に連続し、第2直線13から外側に向かって第1直線17に沿って延び、第1直線17回りで、一平面に沿って広がる面内姿勢から、一平面に直交する起立姿勢まで屈折する補助薄板21と
を備え、
③一長辺15aには薄板本体12から補助薄板21を分断する切り込み23が形成されている、
というものです。
そして、図7に例示されているように、例えば、書籍31の収納にあたってしおり11は書籍31の一頁の表面に置いて使用します。このとき、薄板本体12の一短辺16は中身35の地36(頁の下端)に合わせ込みます。それと同時に、薄板本体12の一長辺15aは書籍31ののど32に挟み入れます。中身35の地36とのど32とは相互に直交することから、挟み入れに応じて薄板本体12の一短辺16は確実に地36に一致させることができるというものです。
私も読書のときには「しおり」を使いますが、「しおり」といえば短冊のような長方形のものが一般的ですよね。この発明のしおりは、一見単純ですが、とても便利そうですし、読書が楽しくなるかも知れません。
この発明についてもっと詳しいことが知りたい方は、この特許公報を参照してみてください。
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