面白い特許「書類の抜き差しが、その上にある書類を一旦抜かずに行えるフラットファイル」

特許第5837707号「新規フラットファイル」
<特許公報の図3>

<特許公報の図10>

<特許公報の図12>

<特許公報の図9>

書類の抜き差しが、その上にある書類を一旦抜かずに行える!

この発明は、書類1をとじるフラットファイルに関するものであり、書類の抜き差しが、その上にある書類を一旦抜かずに行えるフラットファイルです。
 このフラットファイルは、背表紙9裏表紙12及び、背表紙端辺と裏表紙端辺に延接してファイル内側に折り返して成る綴じ足支持部11を有しています。
 そして、この綴じ足支持部11の表紙側の一部に、綴じた用紙の縦方向上方への移動を抑制するストッパー11aが切り起こしできるようなミシン目を入れてあります。
 そして、図3Gに示すような綴じ溝Mが付いた綴じ穴を設けた書類を、本発明の(書類の縦方向移動を抑制するストッパー11を有する)フラットファイルにファイルして、図10のストッパー11aを引き起こし、図12、図9の順に最上書類の上から綴じ足6の方向に折り曲げ、ストッパー11の先端を綴じ足綴じ具の下に差し込めば、溝付き綴じ穴を有する書類は縦方向への動きが制限され、上下左右どの方向にも飛び出す心配がなくなるというものだそうです。
 この発明は、使用する用紙の閉じ穴の形状などが制約されると思えなくもないですが、それでもいろいろなバリエーションを展開できそうですね。
 この発明について詳しいことが知りたい方は、この特許公報を参照してみてください。
記事007:JPB_0005837707
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