面白い特許:これは楽しいかも?リズム感が養えるピアノ練習具!

特許第6226468号「ピアノ練習具」

<特許公報の図1>

<特許公報の図2>


<特許公報の図3>

<特許公報の図6>

<ざっくり解説>
 この発明は、ピアノの初歩レッスンにおいてピアノ演奏するときの鍵盤を叩く手の力加減を体得するために使用されるピアノ練習具に関するものです。

 ピアノ練習具1は、図1に示すようなものであり、具体的には、
①手で握る力によって弾性変形可能な長手方向を揃えた複数の棒状の柔軟性部材5が、柔軟性のシート部材によってロール状にまとめてくるまれて把持可能に構成された握り部材2からなり、
②握り部材2はピアノを演奏するときに手から伝わる力の強弱で圧縮状態及び開放状態に状態変更可能であるというものです。

 使用方法は、図6に示すように、握り部材2(ピアノ練習具1、図1参照)、殴打部材8(図2参照)、発音部材7(図2参照)、読み取りシート2(図3参照)のセットで使用するようです。

 ピアノを演奏するときのリズムを刻むように発音部材7を殴打部材8で叩くことで生じる音によってリズム感を養うことができるそうです。

 そして、リズム養成部材3を更に備えていることで、ピアノを演奏するときのリズムを音で確認することができ、より適切なピアノ練習ができるとのことです。

 さらに、読み取りシート2は、子供が見ることでピアノの音階を連想させる図柄が描かれた読み取りシートであり、これを併用することで、子供に読みとりシートを見せながら演奏させて視覚による情報を交えて練習することがでるそうです。
 これらの部材については、明細書中にいくつかのバリエーションが開示されているようです。

 この発明についてもっと詳しいことが知りたい方は、この特許公報を参照してみてください。

記事078:JPB_0006226468
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