面白い特許:あったら便利!ボトルやブーツの湿気取り

特許第6494851号「筒状物換気具および筒状物の換気方法」
<特許公報の図1>

<特許公報の図2>

<特許公報の図11>

<特許公報の図13>

<ざっくり解説>

この発明は、開口部を有する筒状に形成された筒状物の内部を換気するための筒状物換気具および筒状物の換気方法に関するものです。

この筒状物換気具の請求項1は、
「開口部を有する筒状に形成された筒状物の内部を換気するための筒状物換気具であって、
前記開口部を介して前記筒状物内に挿し込むことができる長尺の板状体で構成された板状本体を備え、
前記板状本体は、
前記開口部の開口幅の少なくとも半分以上の幅でかつ前記板状本体の両面側で前記開口部における開口部分を確保できる厚さに形成されるとともに、前記板状本体の長手方向の一方の端部側が前記筒状物内に挿し込まれた状態で他方の端部側が前記開口部を介して前記筒状物の外部に張り出す長さに形成されていることを特徴とする筒状物換気具。」
というものです。

図1は、筒状物換気具の一例を示すものであり、図2は、この筒状換気具の使用状態を示すものです。

筒状物換気具100は、板状本体101を備えており、この板状本体101には、案内部102が形成されています。板状本体101は、筒状物WK内に挿し込まれる部品であり、図示上下方向に長尺に延びる板状のものです。

板状本体101は、筒状物WK内に挿入された状態で開口部APから少なくとも1cm以上張り出す長さに形成されるとともに、開口部APの内径の半分以上かつ同内径以下の幅に形成されています。そして、板状本体101は、筒状物WKの底部に突き当たった状態で開口部APから3cmだけ張り出す長さに形成されるとともに、開口部APの内径と略同じ幅に形成されています。

このような構造を有することで、筒状物換気具100は、筒状物WK内に対して積極的に空気を送り込むことができ、換気効率を向上させることができるというもののようです。

確かに、ペットボトルやビンなどの容器を早期に乾燥させたいって思うときがありますよね。それに加えて、本発明の換気具は、ペットボトルや水筒等の各種ボトルに限らず幅広い物の乾燥にも使用できそうですね。

ブーツや靴の乾燥にも使えそうです。

この発明についてもっと詳しいことが知りたい方は、この特許公報を参照してみてください。
記事120:JPB 006494851-000000

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