発明した方が良い理由、なぜ発明をしなければならないのか?

日本政府は「知的財産立国」の確立に向けて動いています。
いったいなぜ?

日本の食料自給率は、40%くらい。
エネルギー自給率は、15%(原子力を入れて)くらい。
残りの必要な分は、全て外国から買っているのです。

要するに日本は自給自足できる状態ではありません。
生きていくためには他国から食料も資源も売って貰わないといけません。

いまさら江戸時代の鎖国に戻れるわけじゃありませんから。

外国から「資源も食料も日本には売らないよ」と言われれば、たちまち立ち行かなくなるのです。
今の日本は立場がとても危うい国です。

しかし、ここで問題が。
食料や資源を買うためには、お金が必要です。当たり前のことです。
そのお金を得るためには、何かを売るしかないでしょ?
でも日本には天然資源が無い。売る物がない・・・。
じゃあ、どうしましょう?

 頭を売るしかないでしょう。
頭で考えた何かしら価値のあるものを売るしかないでしょう。
世界の国々が欲しいと思われるような。
それが、知的財産ってやつです。

石油から高機能のプラスチックを製造する技術、鉄、プラチナ、リチウムなどの鉱物から半導体製品や電池を作る技術、高度な医療技術など。
あるいは、情報通信の画期的なサービスとか。
あるいは、音楽、絵、漫画、映画とかのコンテンツとか。さいわい、我が国の映画、アニメ、ゲームソフトといったコンテンツは、世界で高い評価を受けている。コンテンツビジネスが新しい産業として飛躍する可能性もある。

どれも共通するのは、頭を使ってひねり出して生まれたものってこと。
それが知的財産ってやつ。

これまでの日本は世界を比較して「もの作り」がうまく、それを売って結構裕福な立場を築くことができました。お金があるので自給率が下がっても外国から買えば済んでいました。
しかし、これからはちょっと違います。
中国をはじめ、振興国が世界に台頭すると、日本製の物が大して売れず、日本は食料や資源を買うお金を賄うことができなくなります。

せっせと知的財産を作りだし、世界に売って優位な立場を維持し続けること。
単にものを作るだけでなく、知的財産の活用をビジネスとして成功させていくこと。
これが日本が生きていく、ほとんど唯一の方法なのです。

日本に未来はないのか?
そんなことはありません。
知識・技術といった無体の資源は、土地やエネルギーといった有体で有限の資源とは違います。
「知的財産」は、それを作り出す人がいる限り、無限に作り出すことができます。
日本は、無尽蔵の「資源」を作り出す仕組み、世界に売っていくビジネスモデルを確立すべく、着々とプロジェクトを推し進めているのです。

社会を明るくする新製品。
新製品の誕生を喜びとともに。

世界でも売れるようなものをつくりましょう。

アイデア豊富なあなた、さあ、頑張りましょう!